最急降下法をPythonで実装した
関数x2 + xは、どうやら最小値がひとつだけ存在するらしい。どうしてもその値を知りたくなったので、最急降下法を使ってPythonでその値を求めてみた。
#!/usr/bin/env python # -*- coding: utf-8 -*- import random learning_late = 0.01 loop_max = 1000 def main(): initial = random.uniform(-10, 10) old = initial new = 0.0 for _ in range(1000): # 更新式 new = old - learning_late * diff_func(old) # 目的関数の値を確認 y = object_func(new) print(y) # 値を更新 old = new print(new, y) # 目的関数 def object_func(x): return x * x + x # x ^ 2 + x の微分 def diff_func(x): return 2 * x + 1 if __name__=='__main__': main()
これを実行すると、
# x、y (-0.5000000145792641, -0.24999999999999978)
と、xが-0.5付近の時に目的の関数が最小値となることがわかった。なるほどというかんじ。
- 作者: 中井悦司
- 出版社/メーカー: 技術評論社
- 発売日: 2015/10/17
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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- 作者: 高村大也,奥村学
- 出版社/メーカー: コロナ社
- 発売日: 2010/07
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平方イコルスン『スペシャル』読んだ
平方イコルスン『スペシャル』読んだ。いかにも検索にひっかからなそうな書名であり、売る気が全くないかんじがうかがえる。 内容は、登下校時も授業中も常にヘルメットを被っている女子校生がいるのだけれど、好きな男の子に近づくと緊張してしまい、ヘルメットが少し頭から浮いてしまうというストーリである。帯に、『このマンガは優しさ100%で出来ています。』と記述されているので、もしかしたらそれらも全て作者の優しさのなせる技なのかもしれない。日常ほのぼのマンガです。
(こちらはレギュラーガソリンの匂いが大好きな女の子が陰謀によりハイオクの匂いを嗅がされ怒り狂っているコマです)
- 作者: 平方イコルスン
- 出版社/メーカー: リイド社
- 発売日: 2016/04/11
- メディア: コミック
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- 作者: 平方イコルスン
- 出版社/メーカー: 白泉社
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- 作者: 平方イコルスン
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ウンベルト・エーコ『プラハの墓地』読んだ
清野とおる『その「おこだわり」、俺にもくれよ!! ②』読んだ
その「おこだわり」、俺にもくれよ!!(2) (モーニングコミックス)
- 作者: 清野とおる
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 2016/02/19
- メディア: Kindle版
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その「おこだわり」、俺にもくれよ!! 』の2巻読んだ。個人的には酒を飲む人なので、⑬の「トマトのカス男」の回が面白かった。なんか、「すごいも」というクソみたいに安い芋焼酎の話なのだけれど、本当に、トマトのカスを芋焼酎で割るだけの話なのでやばい。トマトと芋、どちらもアンデスの魅力がたっぷりなので、きっと相性も良いのだろう。トマトジュースじゃだめなの??? というかんじがものすごくするけれど、作品内で、「故意に潰したトマトを混ぜてもテンションは上がらない」という言説があるので、きっと駄目なんだろうと思う。
で、1.8リットルで900円以下で売っているところもあるという「すごいも」のインパクトが強すぎて、思わずAmazonで検索したら、あった。
合同酒精 甲乙混和 いも焼酎 すごいも 25度 ペット 4000ml
- 出版社/メーカー: 合同酒精
- メディア: 食品&飲料
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(どうやらAmazonだと割高である)
このような、人をアルコール中毒に至らしめるような酒は全て甲類という印象があったのだれど、これは「甲乙混交」というスタイルらしく、きっと名前的に、甲類と乙類を混ぜているのだろうと思う。乙を混ぜることによって、人を堕落の縁に追い込むようなこともなくなるだろうし、クリーンな印象になっている。もし、給料日前とかで、どうしても酒が飲みたいけれど、ビールを買う金もない、というような場合、うっかり買ってしまう酒の選択肢として、「すごいも」を教えてくれたこのマンガに深く感謝致します。
Brew Dog Jack Hammer飲んだ
池袋のハンバーガー屋でBrew Dog Jack Hammer飲んだ。IPA。昼からタップのIPA飲めるとか、池袋は最高の土地。メニューには酒の説明がいろいろ書いてあって、パンクIPAより数段苦い、とある。実際飲むと確かに苦く、最高。パンクは甘すぎて飯には合わない感が強いけれど、ジャックハンマーはハンバーガー食いながらでもいける。たまらん。
- 出版社/メーカー: Brew Dog(ブリュードッグ)
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- 作者: 板垣恵介
- 出版社/メーカー: 秋田書店
- 発売日: 2016/03/08
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刃牙道 コミック 1-9巻セット (少年チャンピオン・コミックス)
- 作者: 板垣恵介
- 出版社/メーカー: 秋田書店
- 発売日: 2016/01/08
- メディア: コミック
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常陸野ホワイトエール飲んだ
駅前の酒屋にあったので、常陸野ホワイトエール飲んだ。
完全に美味い。ヴェデットよりもオレンジピール感がないかんじで、ホワイトビールはつまみに合わない気がしていたけれど、これはいける。見識が覆った。
- 出版社/メーカー: 木内酒造合資会社
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同じ酒屋で、雪の茅舎の山廃4合瓶が1000円とかで売っていて、半端無くコスパ良さそうな雰囲気だったのだけれど、まだ買ってない。次見たら買いそう。
牧野修『月世界小説』読んだ
牧野修『月世界小説』読んだ。牧野修といえばキチガイじみた文章をこれでもかと叩きつけてくる芸風で有名だけれど、この『月世界小説』もその芸風の最先端というかんじがする。
囁くような少女たちの忍び笑いが終始聞こえている。肘で脇腹をつつき合う姿が目に浮かびそうなほどリアルだが、これは<<駆流>>MM二十四式飛行隊のエンジンノイズだ。
こんな文章を書けることだけでも信じられないが、このノリで文章をどんどん崩壊させ、ついでに世界を壊していく。その構成がすごい。
しかもこの本、あの懐かしの脚注弾*1も出てきて、泣きそうになった。小説を読んで精神を崩壊させたい方にはお勧めの本。
- 作者: 牧野修
- 出版社/メーカー: 早川書房
- 発売日: 2015/07/08
- メディア: 文庫
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*1:脚注に記述されたとおりに登場人物が攻撃される弾丸