soy-curd's blog

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山田参助「あれよ星屑」読んだ

エロイ戦争マンガ。おっさんがエロイ。

たぶんこのマンガ、緩急がすごい上手くて、ギャグとシリアスをきっちり書き分けられている。例えば、黒田っていうおっさんが風俗に行って暴れる話の直後の回で、主人公の初斬首話を入れてくるセンス。たぶんそうやってこの作者は人の二面性を際立てたり、そのようなギャグとシリアスがひとつながりであることの提示、そこらへんを企んでる気がする。

そんな「あれよ星屑」の中でも際立っているのが以下のシーン、敵を大量に殺して埋めた跡地、

要はマジックリアリズムで、こういうの、嬉しい。このマンガでは第二次世界大戦中という世界観でも死体が夜に光を放つことができる。素晴らしい。