soy-curd's blog

へぼプログラマーです [https://twitter.com/soycurd1]

小説風文章生成アプリ『Bungoo』を少し改造した

boonlab.hatenablog.com

今までは小説のデータを取ってくるのに毎回毎回青空文庫からデータを引っ張ってたのだけれど、 さすがにDosアタックしてるような気持ちになったので、PostgreSQLにデータを全部突っ込んでそこからデータ取るようにした。

ついでに、markov chainを作るのにめちゃくちゃ時間がかかっていたので、それもあらかじめ作成してpickle.dumpsしてデータベースに格納した。これで高速化できるはずだったけど、調子に乗って太宰治の小説を200本くらいポスグレにいれたせいで文字列を作るほうで時間かかってしまい差し引きゼロになった。むしろ遅くなったかもしれない。残念。

github.com

『ハイパフォーマンスPython 』の著者が未来から来ている件について

11/20にオライリーから『ハイパフォーマンスPython 』という本が出版されるらしいのですが、 著者紹介が本当に気が狂っていたのでご紹介します。

Micha Gorelick(ミヒャ・ゴアリク):Micha Gorelickは、2023年に火星に立った初めての人類で、2046年にタイムトラベルへの貢献でノーベル賞を受賞しました。彼の発明した新しい技術が悲惨な使われ方をしているのを見て、カッとなって、2012年に時間遡行し、気づいたときには、物理学の博士課程を中退し、データへの愛を追い求めていました。

ノーベル章受賞者が書いたオライリー本もなかなか無いと思われるので、ぜひ一度拝見したい。 (なお、内容はCythonとかPyPyとかの話もあるらしいので普通に中身が気になる)

ハイパフォーマンスPython

ハイパフォーマンスPython

平澤章『オブジェクト指向でなぜつくるのか』読んだ

平澤章『オブジェクト指向でなぜつくるのか』読んだ。 オブジェクト指向について概要を知ることができると同時に、なぜか関数型言語の概要に一章が割かれている謎本オブジェクト指向については平易な文章で図を多用しわかりやすく記述されており、オブジェクト指向について少しは知れた気になって良かった。

オブジェクト指向でなぜつくるのか 第2版

オブジェクト指向でなぜつくるのか 第2版

小飼弾『小飼弾のアルファギークに逢ってきた』読んだ

小飼弾のアルファギークに逢ってきた』読んだ。小飼弾twitterのEvan Williamsに、「Erlang 使ってるの?」って聞いてて、「ハア?すべてRubyベース」って返されているとこが2008年twitter情勢を反映してておもしろい気がする。(今はtwitterRubyからScalaに移行している)。とりあえず、Larry Wallの対談読めるだけで良い本だと思う。

小飼弾のアルファギークに逢ってきた (WEB+DB PRESS plusシリーズ)

小飼弾のアルファギークに逢ってきた (WEB+DB PRESS plusシリーズ)

オライリーの表紙っぽい画像をGIMPで作る方法

オライリーっぽい表紙の画像が必要になるときってよくありますよね。 そんなあなたに、GIMPを使ってオライリーの表紙っぽい画像を作る方法を紹介します。

オライリーっぽい画像 is 何

Building Microservices

Building Microservices

こんなんとか、

JavaScript 第6版

JavaScript 第6版

入門 React ―コンポーネントベースのWebフロントエンド開発

入門 React ―コンポーネントベースのWebフロントエンド開発

こんなんです。動物が多い。

画像の調達

フリー素材か著作権の切れた画像を用意しましょう。 今回用意したのはこちら。(wikipediaより) 太宰治です。

f:id:soy-curd:20050614132605j:plain

GIMPで加工

まずは[色]->[脱色]で白黒にします。

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次は[色] -> [トーンカーブ]で色を調整します。(白を飛ばす)

本来はオライリーの表紙はペン画ですが、このトーンカーブを上手く使うことでペン画っぽさが向上します。

調整箇所を部位によってわけたい場合は「自由選択」を使うと良いです。

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そのあとは、透明化を行います。 [レイヤー]->[透明部分]->[アルファチャンネルの追加]を行ってから、 消しゴムで背景を透明にします。

(格子模様の部分が透明な箇所です)

最後に、[フィルター]->[芸術的効果]->[漫画化]を行います。

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[漫画化]を繰り返したい場合は、一度pngかなにかにエクスポートしてから、 再度同じ操作を行ってください。 これでざっくりできましたので、あとは気合で微調整してください。

なお、最終的に完成したものがこちらになります。レイアウトはSkechを使いました。

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髪の毛をトーンカーブで調整するのが大変でしたが、 それっぽいかんじになっているのではないでしょうか。 これを機に、皆様もオライリーの表紙っぽい画像を大量生産すると良いかと思います。

J・G・バラード『楽園への疾走』読んだ

J・G・バラード『楽園への疾走』読んだ。バラードは初読だが、予想をはるかに上回る凄まじさだった。この小説は、蠅の王の最悪バージョンみたいなかんじなのだけれど、最終的に妊婦だらけのマジキチユートピアが完成されていて本当にひどい。 無人島で皆で生き残ろう的な趣旨になるんだけれど、物資がちゃんと送られてくるのに、それをわざわざブルドーザで破壊してわざわざ自炊する感覚が最高。あと、タンパク源がひどすぎてやばい。辛い。。。

楽園への疾走 (創元SF文庫)

楽園への疾走 (創元SF文庫)

文學ラボに同人誌の原稿追加した

boonlab.hatenablog.com

前につくった、

http://bungoo.herokuapp.com/Bungoo/

の紹介記事のようなもの。

しかし、そろそろ校正しないと文学フリマに間に合わなそうでやばい。まじでやばい。